相撲の力士は、カラダを大きくするのも仕事うちといわれています。
そんな力士達の1日はというと……。
まず、朝起きるとすぐに猛烈な稽古。
そしてしっかりお腹を空かして、朝からチャンコをモリモリと食べます。
その後は一眠りして、昼食は抜き。晩御飯もチャンコでしっかりと摂る生活です。
そうなんですよ。力士は1日2食にすることで、カラダを大きくしやすくしているのわけです。
実をいうと旧厚生省(現、厚生労働省)の国民栄養調査でも、
1日3回食事をする人の方が、2回しか食べないケースよりも、
皮下脂肪が薄いという統計結果が出ています。
食事の回数を減らすと、空腹感が増して食べる量が増えがちなうえ、
人間のカラダはより多くエネルギーを体内へ蓄積しようとするんですね。
一方、人間は体内時計に影響されるので、食べたものが完全に摂取されるまでには、48時間、つまり2日間かかります。
ですからできる限り食時間を同じにして、リズム良く小分けにした方が、食べ過ぎてしまうことがあっても、調整がつけやすいわけです。
日本の場合、1日3食という習慣は鎌倉時代に、取り入れられたそうです。
江戸時代は武士は2食、町人は3食だったといいます。そして明治時代に3回の食事が定着しました。
よく、「朝食は食べられない」という人がいますよね。でもそれって、かえって太りやすい食生活なわけです。
世の中、暮らしに根付いている習慣には、きちんと合理的な理由があるわけで、感心させられます。